「デート」と聞けば、「交際している者同士がするもの」というイメージが漂いがちですが、実際には、付き合う前にするデートもあるのです。
相手のことをお互いによく知り合うために交際をしてみる、そのためのドライブやレジャー観光などもやはりデートに含まれ、それは交際前の大事なステップともなるでしょう。
今回はこの「付き合う前のデート」にポイントを当て、さらに男性の脈ありサインなども一緒にご紹介していきます。
まずは実際に交際する前にするデートとはどんなものか、そのあり方を確認してみましょう。
交際前、つまり付き合う前にするデートでは、たいてい「相手のことを知る」という前提を持ち、お互いの相性が合うかどうか、価値観の一致、将来の理想などを一緒に育めるかどうかなどを、出来るだけ確認し合う段階になるでしょう。
実際「いつから付き合ってるのか?」ということを時期的に決めるのは難しく、「いま私たち付き合ってのかな?」という思いに答えを出すのは人によって違います。
中には告白しないままに交際だけが進んでいき、知らずうちに付き合ってる場合もあります。
なので、交際前のデートというのは「何となく始まっている互いを確認し合う時期」とみて良いでしょう。
さてここからメインテーマです。
付き合う前のデートというのは、やはり実際に交際している実感がないので、場合によっては相手のことをどういうふうに思えばよいかが曖昧になります。
そんな土台のないデートでもあるため、まずは相手を想う気持ちを一番に考え、その上でデートの回数やデートの仕方、またそのデートによってどのように関係を深めていけばよいか、などを具体的に考えておくことが必要です。
付き合う前のデートでのデートの回数ですが、これはだいたい2週間に1度、または1週間に1度、くらいにするのが一般的です。
普通のカップルなら3日に1度などの頻度でするデートでも、付き合ってもいないのに何度も会うのは少し不自然な気もするので、これくらいの頻度になるのが妥当なのでしょう。
このデート回数には「顔を合わす程度のセッション」も含まれており、とくにどこかへ行くという行為がない場合も含まれています。
付き合う前のデートで大事なことは、お互いの印象から中身を着実に理解することにあるので、それを大前提にしたお付き合いをすることを目指しましょう。
次に、付き合う前のデートを繰り返すにつれて、だんだん疑問になってくるのがこの「告白するタイミング」です。
実際に多くのカップルに見られる「告白のタイミング」では、お互いのことをまだ知り合う前の段階が多く見られ、この理由は、相手が一方的に好きになってしまい、気持ちが先走る形でいきなり告白…といったケースが多いためです。
デートする時は誰でも緊張するもので、このタイミングを逃してしまうこともよくあります。なのでタイミングはあらかじめ決めておき、「2人きりになれる瞬間」を押さえておきましょう。
落ち着いて話せる空間を作っておいて、そこで2人の進展をなるべく静かに進めていけるのが理想的です。
よく、告白してフラれてしまい、その後も無理強いして告白を繰り返すケースが見られます。これは絶対にやめましょう。
告白というのは誰でも勇気が要ることですが、告白される相手にとっても勇気が要るものです。それは自分の気持ちを相手に伝える勇気で、その答えがたとえ「No」であっても、相手は潔く受け入れることが大切です。
ここで無理強いをしてしまうと、その後のチャンスも潰してしまうことになるでしょう。
付き合う前のデートでは、1度や2度の告白(告白じみた行為)をしてフラれても、その後にあらためて付き合い直すことが実は多く見られます。
この場合、付き合う前のデートは「デートのお試し期間」のような要素を踏まえることになり、実際にその人のことをあらためて見直し、ちゃんと付き合ってみることを考える場合に「2度目の告白タイム」がやってきます。
その時のためにも、無理強いはしないようにしましょう。無理強いは相手に嫌われやすくなります。
付き合う前のデートで理想のスポットは、まず以下のようになります。
だいたいこんな感じでしょうか。
なるべく最初から2人きりになるのではなく、だんだん2人だけの空間をお互いにほしくなるようなデートが良いでしょう。
そのためには、最初ににぎやかなスポットに焦点を当てておき、その後で「ちょっと落ち着きたいなぁ」と相手に想ってもらえるような演出をし、お互いに落ち着ける場所を探す…というステップが理想です。
よく遊園地デートやイベントデートは避けることなどとされますが、実はそんなことはなく、そちらのほうがかえって、お互いに気がほぐれてデートを盛り上げることが可能です。
遊園地やテーマパークはその場所がすでに愉しめる空間であり、余計な演出をしなくても済むことで楽にデートできます。
またイベントでも、周りで楽しめるイベントをしてくれることでお互いに気がほぐれ、さらに話題をそのイベントから引き出すことも可能です。
ただし、いきなりドライブデートというのは避けるべきで、これには2つの理由があります。
1つは運転や行き先に集中するあまり、会話が乏しくなる可能性があること。
2つ目は、いきなり密室なので、相手ともども緊張してしまうこと(またはどこに連れて行かれるかわからないなどの不安があること)。
そして映画デートも避けましょう。これは、せっかく2人で会うのに映画に興じるあまり会話が少なく終わり、かえってお互いを知り合う時間が制限されるからです。
次に服装ですが、これはまず「自分らしさ」を演出するものであれば、何でもOKです。
ただし、あまりに派手な恰好は避けるべきで、できるだけ常識的な恰好をするよう心がけましょう。
また動きにくい恰好もNGです。行き先によっては機動力が求められることもあるため、動きにくい服装ではかえって相手に迷惑をかけてしまうこともあります。
女性らしさを十分演出できる可愛らしい服装を心がけておき、まず第一に清潔、次に適度に流行を取り入れたものを身に着ける、そしてカジュアル系のものを身に着ける、これら3点を踏まえておけば良いでしょう。
付き合う前のデートをするにも、やはりきっかけは必要ですね。
これは相手との承諾のもとでなされる事なので、必ず相手のプランを把握しておく必要があります。
無理のないデートをするためにも、できれば3日前に約束を取り付けられるようにしておき、前日にいきなり誘う、というのはNGであると心得ておきましょう。
他にもいろいろありますが、とりあえず「2人で行く」という前提を踏まえた上で、無理のない、自然な口実を用意しておきましょう。
さて最後に、男性の脈ありサイン・脈なしサインの見極め方を見ておきましょう。
まず脈なしサインの見極め方から。
次に脈ありサインです。
だいたい内容は表裏一体になりますが、これらのサインを適時に見極めておき、少しでもサインのある段階でデートに誘ってみましょう。
付き合う前のデートは本格的に交際する前の基礎段階の時期です。
できるだけ相手のことを事前に把握しておき、ナチュラルな感じでデートに誘ってみましょう。