大好きな彼氏、彼女にそろそろ告白したいけど、なかなか勇気がなくて言い出せない、という人は多いです。いったいどんなタイミングで、どんな演出方法がいいのでしょうか?
ではまず、告白の目的について考えてみましょう。ずばり、告白の目的とは、ダラダラと付き合い続けているのではなく、将来を見据えてメリハリをつけるためです。
例えば社会的にもいつまでも恋人のままだと、周囲にもどうなっているの?などと聞かれますし、自分の立場的にも相手が自分にとっていったいどんな存在なのかがわからなくなってきます。
中には事情があって、交際なり結婚なりに踏み込めないというケースもありますが、そのような場合を除き、なんらかの決定をしたいのが人情というものでしょう。
また告白をすることで、お互いの立場も固まり、次のステップにすすめるというものです。ただし、告白することでこんどは責任というものが出てきますので、生半可な気持ちでは告白するのはやめましょう。
告白は男性からするもの、それとも女性から?気になる告白はどちらからするかについてご紹介します。
男性から告白する場合のメリットはその告白が成功しても失敗しても、女性から「男らしい」と思ってもらえることです。付き合いをあやふやにせず、ここらでけじめをつけようとする態度がそう思わせるのでしょうか?
最近は草食系の男子も増えて、女子のほうが強くなっている世の中ですが、男女の付き合いではやはり「男子にリードしてもらいたい」と考える女子も多いのです。
しかしもし断られた場合、そのことが原因で男性が逆ギレしてストーカー行為を働いたり、もっと危険な犯罪にまで発展するケースもありますので、注意が必要です。
もっともこのような危険な男性はごく一部で、断られた女性とその後も友達として付き合っている人もおり、数年経って恋人に発展するケースもあります。
男女の仲はほんとうに予測がつかないケースが多いのです。
近年、女性側が主導権を取って告白するケースもとても増えているようです。でも女性から告白した場合、あまりけんもほろろに断る男性はいません。
予期せぬ告白だったので、驚くケースはありますが、いずれにしても嬉しく感じることが多いようです。
しかし、デメリットとして、男性側が女性に告白されるのを嫌がるケースがあるのです。なかなか男性が煮えきらなくて業を煮やして女性が告白する場合などは、男性も告白されたら冷めてしまうケースが多いのは事実。やはり男性は自分がやってこそ告白、と思っている人が多いのでしょうか?
それではいよいよ、告白の方法についてご紹介していきます。どんな方法なら成功するのでしょうか?
告白の方法は、場所のチョイスも大切です。前述の静かなレストランなど、他の人に声が聞こえるようなところで、告白しても相手は断りにくいため、いったんOKしてくれてもあとで断ってくるというケースも考えられます。
告白の場所は相手の「脈アリ度」によって、選ぶといいでしょう。
例えば、脈がおおいにある場合は、遊園地の観覧車の中や海辺のカフェ、夜景がきれいな場所などロマンチックな場所を選ぶといいでしょう。
またそれほど脈がなくても非日常なスクリーンに告白文が映し出されるとか、フラッシュモブ、脱獄ゲームなど、普段と違うシチュエーションで告白するのも手です。
告白にもタイミングは必要です。いきなりの思いつきで告白しても成功する確率は低いでしょう。
タイミングから言うと昼よりも夜のほうが向いています。それは自律神経の関係で、副交感神経が働いて暗めの光のほうが親近感が湧くと言われています。
逆に昼間ですと、交感神経が働くため、攻撃的な戦闘態勢のような体制になるため、断られる確率も高くなるようです。
また付き合う期間はラブラブ度が盛り上がる3ヶ月めくらいのほうがお互いに新鮮で相手をよく知りたいという気持ちがあるため、成就する確率も高いようです。
それでは、告白して「考えさせて」と言われた時はどうしたらいいのでしょうか?
付き合ってくれ、または結婚してくれ、と言われて即答しない時の相手の心理は、例えば静かなレストランなどで周りの目があり、とても返答しにくいケース、それに予期せぬことだったので、頭が混乱していたケースが考えられます。
前者は付き合っているけれど、結婚までは考えていないようなケースでいずれ断られる確率が高く、後者はまさか付き合ってとか結婚してまでは言ってこないだろうと思われていたケースで、最終的にはOKの返事がくる確率が高いです。
交際や結婚を申し込んで「考えさせて」と言われたら、「なんでだよ!」などと逆ギレするのはもってのほかです。相手は断りにくいか頭が混乱しているかのどちらかなのですから、ここは一歩引いて時間をおくことが大切です。
ここはいったん相手の気持ちも尊重して引き下がり、相手のリアクションを見ましょう。ひょっとしたら、その日の帰宅後にLINEでメッセージをくれるかも知れません。
あるいはそれ以降音信不通になってしまうかも知れませんが、それで諦めるのは早計です。相手の気持ちの整理がつくまでじっと待つのです。
交際や結婚を申し込んで断られた、という事実は申し込んだ方もかなりのダメージをうけています。しかし、申し込まれた方もとても嬉しいかとても困るのどちらかで揺れています。
申し込んでからあまり時間をおかずにもう一度尋ねるのはNG。少なくても1ヶ月くらいは間を空けましょう。その間に相手もよく考えてOKを出してくれるかも知れません。
大好きな人に告白するにも、いきなりしても成功する確率は高くありません。
やはり事前に場所やタイミングを調査して、仕込んでおく必要があります。
また告白する場所は相手の「脈アリ度」に合わせて選んでください。脈がおおいにあるのであれば、思いっきりロマンチックな場所やフラッシュモブなどのサプライズもいいでしょう。
逆に脈があまりなくても、思い切って告白することで相手に「男らしい」などと好印象を与えることもありますので、脈がないからといって引き下がるのではなく、まずは自分の好意を相手に表してみましょう。
また、告白することで、普通に付き合うよりもお互いに自覚が生まれ、相手との距離も縮まります。ほんとうに成功するにせよ、失敗に終わるにせよ、二人の行方はどうなるのかまったくわかりませんので、エネルギーが要る行為ですが、まずは気になる相手に告白することからはじめてみましょう。