よく、「かっこいい人ねえ」と口に出して言う場合、男性の容姿を指す場合が多いです。しかしかっこよくても全然モテない人もいます。それは中身がともなってないからです。男女共に常識はずれな人、時代錯誤の人もかっこいいと思われないケースが多いです。いったい、かっこいい人ってどういう人を言うのでしょうか?
かっこいい人とは、総合していうと「中身がかっこいい人」と言い換えられるのではないでしょうか?例えば、とても長身でかっこいい人でも、まったくもてなかったり、「かっこいいんだけどねえ」と言われる人がいます。
そういう人はどこか性格的に欠陥があったり、性分が悪かったりするものです。
反対に見た目はそうでもなくても、もてもてな人がいたりします。よく見るとその人は、面白かったり、気前が良かったり、とても他人思いなことが多いです。
男女ともに、自分の利権を追求しながら見せかけだけいい人はもてませんし、「かっこいい」と思われない場合が多いのではないでしょうか?
また見た目がよくても気持ちが小さかったり、時代を読めない感じの人はかっこいいとは思われない場合も多いです。
それではかっこいい人に共通するものは何なのかを考えていきましょう!
かっこいい人の絶対条件は、第一に「常識がある」ことです。いくら見た目がステキでも常識に欠けていたらだれもかっこいいとは思ってくれません。
よくかっこいい人にありがちなのが、容姿に自信があるあまり「自分はかっこいいんだ」とかっこつけ過ぎることです。これではかっこつけの姿勢が鼻につくばかりで、人から嫌われてしまいます。
ユーモアがあるということは、気持ちに余裕があるということです。かっこいい人はたいてい気持ちに余裕があり、他人を思いやることもできるのです。容姿がかっこいいだけでなく、ユーモアがあるのはモテる絶対条件だと言えるでしょう。
性格がいいのもかっこいい人の絶対条件です。しかし、性格も容姿もどちらもいい人というのは、残念ながらあまり多くはありません。しかしながら、自分の性格が悪いということを自覚している人は少なく、育った環境などで決まってしまう場合が多いのです。それに治そうとしても一朝一夕に治るものでもありません。
性格がいい上に見た目もかっこいい人は、絶対的にもてるケースが多いです。見た目がかっこいい人というのは概して性格もいいかというと、あまりそうとは言えません。しかし中には、見た目も性格もいい人もいます。
それでは今度は、男性でかっこいい人について考えてみましょう。
男性でかっこいいと思う人は、フェミニストであることが多いです。例えばレディーファーストがさりげなくできたり、女性を立てることができる人です。
しかし日本では照れから来るのか、レディーファーストをさらっとできる人は残念ながら少ないと言えます。
それぞれ家庭の事情もあり、一概には言えませんが、金銭的にも精神的にも自立している人はかっこいいと言えます。
海外では20才を過ぎたら家を出て自活するのが普通のように、独り立ちして自分の力で暮らしていける人はかっこいいです。また夢を追いかけるために自立している人もかっこよく見えます。
自分のスタイルがあるというのも、かっこいい人の条件です。いくら容姿や性格がよくてもそれだけでは女性は退屈してしまいます。例えば仕事よりも優先してしまうような趣味があったり、休日ごとにでかけて行くような場所があったりするのも、女性にとっては素敵に思えてしまいます。
個性的とはちょっと違いますが、1本ゆずれないものがある人のほうが自分のスタイルがある人だと言えます。
近頃は男性女性ともに、仕事ができる人も多いですが、男性ではやはりまだ仕事ができるのがいちばん「かっこいい人」だと思われる傾向があります。
特に結婚を意識するお付き合いでは、仕事ができてお金をたくさん稼げるのはかっこいいです。その場合は容姿や性格よりも、仕事ができるというメリットが突出して見えます。
男性の場合、何かスポーツをやっていて体を鍛えているため、素晴らしい体型をしていることは「かっこいい人」といえるケースが多いです。特に長年スポーツをやっていると、体だけでなく精神まで鍛えられることが多く、性格もいい場合も往々にしてあります。スポーツマンがもてるのはそのような理由もあります。
それでは今度は、女性のかっこいい人について考えてみましょう。
人の悪口や愚痴を言うのは、はた目から見ても見苦しいです。特に女性では人の悪口をいう人が多い傾向にあります。
人の悪口をいっている時点で「かっこいい人」とはかけはなれている場合が多いです。
女性の場合も男性同様に「自分らしく生きている」人はかっこいいです。特に仕事も好きな仕事をしていたり、趣味が仕事になってしまったようなケースはかっこいいと思われることがあります。
また、男性同様に仕事より優先してしまうくらいハマっている趣味があるのもかっこいいです。
近頃は男性により女性に「男前」という形容詞を使う場合が多いように、きっぷがよくて、なんでもできてしまう女性が多く、男前と呼ばれています。
また決断力が早く的確なのもかっこよさの要素の一つです。
いくらかっこよくても言葉遣いが悪いと、なんだかかっこよく見えません。大人の女風なのに、ギャル言葉や男性のような言葉でなんだかちぐはぐなのも変です。女性でかっこいい人は、言葉遣いもTPOをわきまえた使い方のことが多いです。
これは個人的見解かも知れませんが、見知らぬ人、例えばレストランのボーイさんなどに対してもお礼をさらっと言えると、かっこいい人と思われます。
特に男性で初対面の人にもお礼を言える人というのはあまり多くはありませんが、そのような場面に遭遇するときゅんと来ます。お礼を言えることも余裕があることの現れだと思います。
ひょっとしたらかっこいい人というのは、目指すよりも「気がついたらなっていた」ことのほうが多いのかも知れません。目指す場合はどうしてもかっこよさを意識してしまい、それがかえってかっこよくない場合もあります。かっこいい人というのは、どのくらいの期間でなれるのかも定かではありません。
まずは常識を持っているか、汚い言葉をつかっていないか、他人のことを考えているか、などを考えることからはじめてみましょう。
また、有名人などでもかっこいい人がいたら、なにかを真似てみるのも参考になるかも知れません。